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法座のご案内

静かな本堂に、やわらかな灯りがともる。
人の気配はあるのに、不思議と音は少なくて、
ただ、呼吸だけがそっと重なっている。

やがて、お話がはじまる。
むずかしいことばではないのに、
なぜか胸の奥に、まっすぐ届いてくる。

「そのままで、いいんですよ」

 たったそれだけの一言に、
これまで握りしめていたものが、
すこしずつ、ほどけていく——法座——

それは、“わたし”に帰ってくる物語。