身もこころも阿弥陀如来におまかせ

 

 諸天・人民・蜎飛・蠕動の類、わが名字を聞きて慈心せざるはなけん

 (教行信証 行巻 143頁)

 

 天神・地祇はことごとく

 善鬼神となづけたり

 これらの善神みなともに

 念仏のひとをまもるなり

 

 南無阿弥陀仏をとなふれば

 観音・勢至はもろともに

 恒沙塵数の菩薩と

 かげのごとくに身にそへり

 南無阿弥陀仏をとなふれば

 梵王・帝釈帰敬す

 諸天善神ことごとく

 よるひつつねにまもるなり

 

 南無阿弥陀仏をとなふれば

 四天大王もろともに

 よるひるつねにまもりつつ

 よろづの悪鬼をちかづけず

 

 南無阿弥陀仏をとなふれば

 炎魔法王尊敬す

 五道の冥官みなともに

 よるひつつねにまもるなり

 

 南無阿弥陀仏をとなふれば

 他化天の大魔王

 釈迦牟尼仏のみまへにて

 まもらんとこそちかひしか 

なぜ、わたしが…いのちと人生に対する「なぜ」は人間と仏が出会う場所