“わたし中心の世界”がほどける瞬間。

ほどけた先にあるもの

不思議なことに、すべてが崩れたその場所で、世界は静かにひらきはじめる――誰かのささやかなやさしさや、言葉にならないぬくもり、ただ在るだけで包まれている気配にふれながら、それが「わたしが握っていた世界」ではなく、「わたしを超えて支え続けている見えないはたらき」だったと知るのです。