たすかった人のことばを聞くだけ

 温泉津に妙好人浅原才市という人がおりました。

 信心を得るまで20年かかったと聞いています。その浅原才市の詩に『弥陀の直説なもあみだぶつ』ということばが出てきます。

 日常生活すべてが修行。

 お父さんお母さんにやさしくする

 仕事をがんばる

 お仏壇のお給仕をする

 お坊さんだけが助かる教えではありません

 あなたの生活、人生そのものすべてが修行。

 いろいろある生活の真っただ中で阿弥陀如来のことばが響きます。お聴聞をこころがけて自力と他力の違いを確かになる。自分自身の歩んでいる道が間違ってないかどうか確かめる。常に大悲に包まれていたことに気づく。お正信偈を読む時間。ご法話を聞く時間。阿弥陀経を読誦する時間。阿弥陀如来のことばに触れる時間を増やすことで日常生活に目覚めと気づきをたくさん恵んでくださるわけです。

 何もしなければ何もわからないままですから努力をしてお聴聞しましょう。

 阿弥陀如来と私。

 「じきじきに阿弥陀如来のお言葉をお聞かせいただいた」となれば助かります。そこがお聴聞のポイントです。阿弥陀如来にすべておまかせ。日常生活すべてがおまかせの生活。阿弥陀如来は「我にまかせよ必ず救う」と言っているのですから必ずたすかります。

 

お釈迦さまは世の中を嘆いたのではありません。迷わなくなっただけです