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断酒六十一日目

 「苦しみ自慢大会」のようにならないように心がけます。

 

 人には言えないことを一つや二つ抱えながら生きる。そのように心や思い出にふたをしたまま生きていくのが普通かもしれません。

 でも、ふたをしたままでは救われません。

 

 何かのきっかけで思い出したりして悶え苦しみ思い悩むのが人間の姿でしょう。

 

 老いて病んで死がまじかになるとどれほど強気な人でも「誰かに聞いてもらいたいこと」があるようです。あの人があのようにさみしそうにしている姿に接すると「やっぱり強がって生きていたのだ」「自分自身が一番つらいはずなのに隠していたのだ」と見ている方にも伝わってくることがあります。

 

 お手紙を書きました。

 

 小さいころからお手紙を書くのが好きです。相手が受け取ったときに「笑顔」になる姿を思い浮かべながら書きます。

 

 かつては一人で書いていたことも今は下書きを妻に読んでもらい誤解が生まれないようにします。

 

 少し違う風が吹いてきたと聞いたので良かったと胸をなでおろす。

 

 もっと大きな風が吹いて悲しみやつらいことをすっかり忘れ去ることができるように願っています。